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探訪〜宜興名人作家の自宅


朱 彬氏の自宅兼作業場 
   

2001年10月24日に彼の自宅を訪れました。彼の自宅は宜興一場のすぐ側にあります。現在は工場ではなく自宅を仕事場代わりに奥様と二人で暮しています。写真は彼の仕事場です。基本成型の終わった土泥をたくさんの工具を使って細工している所です。菊花壷を得意とする彼は幼少の頃から陶芸を習う事に興味を持ち、明清代の有名な茶壷を模倣して作るのが好きだったそうです。

筋紋器壷用の工具 
   

彼の使う工具の一部を撮影させてもらいました。竹、鉄、プラスチックなど細工後の効果の違いを出すために原料を細かく分けて用意されていました。「我没有秘密、全都可以公開!請随便照相…」(秘密なんかないから好きなように写真とっていいよ!)…と、とっても気さくな人物です。

無理言って譲って頂いた「菱花組壷」 
   

この写真は私が訪問した当日(2001年10月24日)に窯から出てきた作品です。作品名は「菱花組壷」。茶杯と茶壷がセットのなった彼の得意な作品です。どうやらシンガポールの華僑から注文があって3セット作ったそうですが、試しに聞いてみました。「能不能賣給我一組?」(1組譲ってもらえませんか?)彼は少し困った顔をしていましたが「朋友来了、不能不給」(友達が来たんだ、あげない訳にいかないだろう)と譲ってくれました。(シンガポールの華僑さん、ごめんなさい…と思いながらしっかり梱包してもらいました。)


朱彬氏の奥さん 
   
朱彬氏の作品はこちらからご覧になれます
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彼の奥さんもやはり茶壷を制作していらっしゃいます。どちらかというと最近は若い方に指導する事に専念し自分の作品を制作する事はあまりないそうです。今回は奥様に初めてお会いしたという事で彼女が作った朱泥の茶壷を分けて頂きました。正直言って蓋の締まり具合、茶壷の内側のラインなどやはりご主人の精度には劣っているようです。でも一般の市場ではまず手に入らない作品です。なかなかの珍品ではないかと思います。

張 听金氏 バイクで登場 
   

彼は身長190cm位ありそうな大柄な体つきですが実際に話してみるととてもおとなしい人です。仕事が忙しいためほとんど家から出る事はないそうですがその日は125ccのオートバイで颯爽と登場してきました。握手する手がものすごく大きく「こんな大きな手でどうやってあんな繊細な茶壷を制作できるんだろう?」と真剣に思ったほどです。

張 听金氏と朱 彬氏 
   

彼と朱彬氏は同じ町に住む知人ですが二人が出会う事はあまりないそうです。(左が張听金)これはラッキーと思いついつい2人のツーショットを撮影してしまいました。2年ほど前から始めたという髭が張 听金氏のワンポイントです。

張 听金氏の作品 
   
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彼の作品は光壷(細かい細工は施さない素のままの茶壷)が多く全体のバランスがいいので当店でも一番人気があります。彼にそう伝えると「非常高興!很多台湾的客戸喜愛我的作品、可眼前日本客戸不多。希望日本客戸再多看我的作品」(大変うれしいです。台湾にはたくさん私の作品を愛してくれるお客様がいますが 今の所日本にはあまりいません。ぜひたくさんの日本のお客さんに私の作品を見て欲しいです!)…とやる気満々でした。私も当店を通じて積極的に彼の作品を紹介する事を約束した次第です。